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固まる!
6月末なのに灼熱な毎日😰こんな時食べたいのは、ヒンヤリ冷えたゼリーやプリンなどプルンとしたものだったりしませんか~💞
固まっているものでも、プリンは、卵の力で固まるもの。(プッ●ンプリンのように凝固剤で固めたものもありますが。。)
ちなみにゼリーの定義は簡単に言うと『水分を固めたもの』
ゼリーを固めるものの一つとして、ゼラチンがあります。
ゼラチンは、豚の皮、骨を原料としてタンパク質で作られたもの。魚由来のものもあります。豚のゼラチンは溶かした時、黄色ががってますが、魚由来は透明なのでより透明度のあるゼリーが作れます。
ゼラチンの種類は、板状、粉状、顆粒状がありますが、メーカーの指示によって使い方が違いますので確認して使ってくださいね。
そこで気を付けたい点は、酵素の高いフルーツ(キウイフルーツ、パパイヤ、マンゴーなど)をゼリーと共に固めたいときは加熱処理してのせるようにしてください。また、酸味の強いフレッシュ果汁、ピューレなども加熱をしてからゼラチンを加えると固まります。
一般的なゼリーのゼラチン量の目安を書いときますね。
液体量(ゼラチン以外の材料のこと。ジュース+砂糖など)×1.6%→硬めなので、型抜きも👌
液体量×1.3%~1.5%→ゆるめ、フルフルな感じ。
よく甘さを控えめにしたいからといってお砂糖を減らせますか❔という質問がありますが、砂糖はゼラチンと一緒になって網目構造で水分を保つ働きがあります。ですので減らしすぎてしまうと崩れてが固まらない、離水する。ということがありますので気負付けてくださいね。
暑い夏、いろいろ固めて楽しんでいきましょう😋💞
お知らせです🎶8月は基本的にはレッスンはお休みさせていただきますが、体験レッスンを少しずつやっていこうと思います。メニューは「ロールケーキ」シンプルな卵・砂糖・粉で作るベーシックなもの。お菓子を作ってみたいけどまだ不安…という方でも大丈夫!また後日日程をご案内いたしますのでチェックしていただけると嬉しいです。
いい材料でなくてもできる!!
お菓子作りでよく聞かれるのは、『この材料はどこ産ですか~?』とか『なんの品種ですか~?』とか質問を受けるときがあります。
オーダーケーキのお仕事、お菓子教室で使う材料、もちろん新鮮で正確な保存方法をされたものを使用しております。製菓材用専門店で購入することもあります。
でもスーパーで売っている材料で十分美味しいお菓子は作れます!!卵もランクの高いものでなくてもよいし、粉も国産でなくてもよい。
それよりも『きちんと計量』して混ぜる『温度』『素材管理』を考えながら作るだけで極上に美味しいお菓子はできます💞😊
なんだか堅苦しいな😰めんどくさいな😒と思うかもしれないのですが、、、テテリエお菓子教室では手抜き加減のポイントもしっかりお伝えしますのでご安心を😋
バター、卵、粉、砂糖。これだけで美味しいものが作れるのです。それ以外の副材料は基本にプラスしているだけ。
そんな作る喜びを共有できたら嬉しいです❤️
現在募集中のレッスン
6/25 キャラメルバナナブーシェ
7/3 ケークマルブレ&ピンクグレープフルーツのまるごとジュレ
7/11 ケークマルブレ&ピンクグレープフルーツの丸ごとジュレ
7/16 ケークマルブレ&ピンクグレープフルーツの丸ごとジュレ
お菓子教室に通った経験はあってもっと深く作りたい方。失敗して難しく感じてしまう方。など・・・
ポイントを知って作るだけで楽しさは増えていきます。作る楽しさ・贈る楽しさ💞を共有したい方お待ちしております。
道具選び②
先日質問を受けたので、『お菓子の型を新しく購入した時の処理の仕方』をお話しします!
生菓子用の型(オーブンで焼いたりしないもの)は通常通り洗浄して使用します。
焼菓子用の型の中でも、金属製の型は製造過程での油分や汚れを取り除くため、柔らかいスポンジで洗いしっかりと水気を拭き取ります。
そのあとのひと手間!
型によっては、機械油の臭いを取るためにオーブンで空焼きをすることをお勧めします。薄くサラダ油など油脂を塗って180℃~200℃で約10分焼きます。
そうすることで、型の表面が整い、焼菓子の型離れがよくなります👌😊型を新調したらやってみて下さいね。特にタルト型などは違いがしっかり分かりますよ。
色々な材質、形がある型、オーブンや使う用途を考えて選ぶとより美味しくできるようになると思います😋
味の記憶
『あ~、美味しかったな~♡』とか『こんな美味しいの食べたことない!』
皆さんは何年たってもその美味しさが脳裏に残っている。という経験はありますか。それは、幼い時食べた母の味とか、レストランで食べた味とか。。。
私はたくさんあります!お料理もたくさんありますが、
パティシエ修行時代、美味しさに惹かれて門をたたいたお店のケーキ。
20代の頃、たくさんのお菓子屋を食べ歩き、自分の理想の味のお店に入店しました!
専門学校時代講師の先生がデモンストレーションで作ったものの試食。
自分が作ったものは先生のものとかけ離れすぎていて度々びっくりしたものです。
フランス旅行で食べた名店の菓子。
マリアージュフレールのクレームブリュレをアメリの気分になって♡など。。
どれも今でも超えることのできない味。
現在、専門学校で教えている上でも学生さんたちへの試食は欠かせません。
デモンストレーションをきちんとみて作っていても、まったく同じには出来なかったり、失敗してしまった原因を追究する上でも、舌の記憶ほど確かなものはありません。
ですので、私のお菓子教室でも必ずデモンストレーションを行いポイントを確認しながら実際作っていく。そして私の作ったものをご試食してもらう。
という流れをとっています。『味の記憶』は言葉だけでは伝わらないものだと思っています。
それが何よりの上達への近道です。対面レッスンの一番の醍醐味なんじゃないかなと思ってます。
道具選び①
お菓子作りをする上で大事な道具選び✨
ゴムベラとホイッパーについてお話します。
まずはゴムベラ。100均でもキッチン用品売り場でも色々なタイプのものが売っていますよね。色もカラフルでかわいいのもたくさん!
機能的にお勧めしたいのは、
①柄の部分まで耐熱性のもの
シリコン製のもので、柄の部分が取り外せるものは水が溜まって不衛生になってしまったりする為、あまりお勧めではありません。
②しなり具合
手で触ってみて、しなりすぎる柔らかいものはお菓子作りには向かないと思ってます。固いものなどを扱う時に、ヘロヘロ安定しないんですよね💦
ゴムベラの画像↓
左のものはグリップの部分に溝があります。こちらは固いものを混ぜたり力を加える時にしっかり安定します。
真ん中のものはグリップはスリムですが持ちやすく、先端の形状もかき出しやすいです!
右側のミニサイズ。しなり具合が丁度よく、小さいものに活用します。小回り上手さん🤗細かいとこまで手が届いてお気に入り♡
次にホイッパー。
こちらも色々なタイプがあります。
ホイッパー画像↓
左のものは泡立てるワイヤーは多いのでメレンゲを泡立てたり、生クリームを泡立てたりは向いてますが、バター生地を混ぜたりするとワイヤーにバターが籠りやすく取り出しずらいんですよね。
真ん中のものはおすすめ。ワイヤーの数も程よく多く、グリップも握りやすい。色々なお菓子作りに最適。価格も丁度よく、製菓材料店、ネットなどでよく見かけます!
ひとつ欠点は使い込んでいくと柄の部分が抜けてしまうようになると洗浄の際そこに水が溜まりやすいのが欠点です。
右のものはもっともお気に入り✨
フランスマトファー社のもの。すべてにおいてパーフェクト!お値段が高いのが難点ですがおすすめです。
インターネットで買い物する世の中ですが、実際手に取って納得の行くものを選んでいただくのがお勧めです😊
ご参考にしていただけると嬉しいです🎶